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「何度も銀行に融資を申し込んでいるのに、結果はいつも否決…」「銀行担当者ははっきり理由を教えてくれない…」このような悩みを抱えていませんか?
実は、銀行の融資審査では“ある特定の数字”が大きなウエイトを占めています。今回は、銀行担当者が融資可否を判断する際に、特に重視する「3つの数字」をKCソリューション㈱がわかりやすく解説します。
銀行が融資審査で必ず見る!3つの重要指標とは?
①【自己資本比率】
「会社の財務体力」を見る指標
自己資本比率とは、会社の総資産に占める自己資本の割合を示す指標です。言い換えれば、「会社がどれだけ借金に依存せず、自前の資本で運営できているか」を示します。
目安数値:30%以上(業種によっては20%でもOK)
これが低い場合、銀行は「倒産リスクが高いのでは?」と判断します。改善策としては、以下のような手法があります。
- 増資の実施
- 役員借入金の資本化
- 繰越損失の圧縮
KCソリューションができること
「自己資本比率改善シミュレーション」で、短期間で見栄えの良い決算書づくりをサポートします。
②【営業利益率】
「本業できちんと稼げているか?」の判断材料
銀行は赤字企業には極めて慎重です。特に重視するのが「営業利益率」。これは「売上高に対して、本業でどれだけ利益を出しているか」を見る指標です。
目安:業種によって異なるが、プラス水準必須
赤字続き、または営業利益がゼロに近い会社は、返済能力がないと判断され、融資NGの確率が跳ね上がります。
改善策は?
- 販売管理費の見直し(コストカット)
- 粗利率アップ策(値上げや仕入れコスト削減)
- 採算性の低い事業の整理・再構築
KCソリューションができること
「利益改善プロジェクト支援」や「利益構造可視化レポート」で、銀行が納得するPL改善プランを立案します。
③【債務償還年数(DSCR)】
「この会社は本当に返せるのか?」を測る最終チェックポイント
債務償還年数(通称:DSCR)は、現在の利益水準で、借入金を何年で返済できるかを示す指標です。
銀行が重視する理由
「いくら稼いでいても、借金返済に30年かかるような会社には貸せない」というのが銀行の本音です。
目安:10年以内が安全圏
この数値が悪いと…
- 「融資NG」
- 「希望額の減額」
- 「金利上乗せ」
など、条件悪化の原因に。
改善策は?
- 現金収支改善
- 借入期間の長期化による負担軽減
- 設備投資の見直しとキャッシュフロー改善計画の策定
KCソリューションができること
「資金繰り表」「DSCR改善ロジックシート」など、銀行に響く提出資料を完全サポート。
【まとめ】過去の数字は変えられない。でも、未来の数字は作れる!
多くの経営者は「過去の決算が悪いから、今回も無理だろう…」とあきらめがちです。しかし、銀行が本当に見たいのは「未来の返済可能性」。
事業計画書、資金繰り表、利益改善計画…これらの“未来の数字”をどれだけロジカルに見せられるかで、融資結果は大きく変わります。
KCソリューション㈱の融資支援サービス
- 財務数値の改善提案
- 銀行向け事業計画書の作成代行
- 金融機関向け説明資料作成支援
- 銀行面談前のシミュレーション&ロールプレイ支援
「なぜ融資が通らないのか分からない…」「過去の決算書がネックで悩んでいる…」「次回の融資こそ成功させたい!」そんな経営者様は、ぜひKCソリューション㈱までご相談ください。
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執筆者代表取締役 宮越 聰